リブコマンドの応用

第7回: リブコマンドの応用

下図のような格子を作成する場合にリブコマンドを利用して簡単に作成することができます。

リブコマンドの応用

リブフィーチャーは、スケッチの作図方向、スケッチに対して平行または垂直方向にボディにあたるまで押し出しを行います。

リブコマンドの応用
リブコマンドの応用

【手順】

1.正面に新規スケッチを開始して、外形Φ100の円を作図して、方向1 5mm、方向2 3mmの押し出しを行います。
※方向2はシェルの厚さ分だけ押し出しします。

リブコマンドの応用

2.シェルコマンドで、厚さ3mmにします。

リブコマンドの応用

3.モデルの上面に新規スケッチを開始し下図を作図します。

リブコマンドの応用

4.フィーチャータブの「リブ」をクリックします。
厚み…中間平面、1mm、押し出し方向…スケッチに垂直、OKをクリックします。

リブコマンドの応用

5.4.で作成したリブフィーチャーを直線コピーします。
フィーチャータブの直線パターンを選択します。
フィーチャーマネージャーからリブフィーチャーを選択して、方向1に45mmの寸法を選択します。
間隔とインスタンスにして、間隔を5mm、インスタンス数を19で、OKをクリックして、コピーします。

リブコマンドの応用

6.右側面に対し、ボディのミラーを行います。
フィーチャータブのミラーを選択します。
ミラー面/平面に右側面を選択し、ミラーコピーするボディに、モデルをクリックします。
ソリッドのマージにチェックを入れ、OKをクリックします。

リブコマンドの応用

7.1.で作図したスケッチ(ボス-押し出し1)を選択して、フィーチャーの押し出しカットを選択します。
全貫通にして、OKをクリックします。

リブコマンドの応用

8.これで完成です。

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